米子市都市景観施設賞 を受賞しました。

令和2年1月31日
『新開の家』が、第10回米子市都市景観施設賞を受賞しました。
令和初めての受賞施設で、歴代15施設目のようです。
普段から設計する建物が、街に対してどうあるべきか。そして、その建物が建つことで、周辺環境がよりよく豊かになることを目指し設計をしてきたので、この度の景観施設賞は大変うれしく、励みになります。
今後も、建築がその場を豊かにできるような設計を目指し頑張っていきたいと思います!!!
 
◆以下総評◆
 
□新開の家
 この施設は新開にある住宅です。敷地は主要国道から一歩入った新しい住宅地の中にあります。角地の広い宅地内に2階建ての大きな住宅が配置されていますが、長い軒先を持つ3つの階段状のボリュームに分節することで圧迫感を軽減しています。外壁は手塗り感のある土色で仕上げられ、玄関ドアには鉄サビ色を使うなど、色彩や材料にも工夫が見られます。特に、北面と東面の2つの前面道路に対して壁面後退することで豊かな植栽を設け、さらに塀などもなく、まちに開かれた作りになっています。大きな住宅ではありますが、屋根や外壁のデザイン、植栽の設け方など、今後の景観に配慮した住宅の作り方のモデルとなる要素を多く持っていることが高く評価されました。
 

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